会社を辞める前に知るべき【給付金】の解説記事 → CLICK!

休職か退職かどっちを選ぶべき?|経験者が解説-選択した後にやるべきことも-

メンタルがズタボロでもう働けない。。。
休職と退職どちらを選んだらいいの?

こんな悩みを解決します。

この記事を読むとこんなことが分かります。

  • 休職・退職のメリット・デメリット
  • おすすめする今後の進み方
  • 休職・退職に向けてやるべきこと

休職を視野に入れているということは、現在かなり心が弱っているのだと思います。
でも大丈夫です、何とかなります。
一つ一つ進めていきましょう。

文章を読むのもしんどいですよね。
適応障害で休職した私が、かみ砕いて負荷のないように解説します。

この記事は、メンタルがボロボロで休養を取ることを前提に書いています。
「すぐ転職したい」という方はこちらの記事を参照ください。
HSP|仕事がつらい、行きたくない人へ-状況を変える現実的な方法-

目次

結論:休職か退職かどっちを選ぶべき?

先に結論をお伝えします。

  • 退職がおすすめ。(私は休職を選択したけど後悔)
  • 今の会社で働き方を大きく変えられる場合のみ、休職をおすすめ。
  • 退職し「社会保険給付金」を受け取りながら、働きやすい環境に進む準備をするべき。

なお、社会保険給付金について知らない方はこちらの記事を読んでおいてください。
日本は申請しないともらえない、知らないと損する制度が多いので、きちんと知っておきましょう。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

先に、休職・退職の大まかな比較を下記に示しておきます。

退職休職
復職できるか不可可能
心的負担会社との接点を断てる会社とのやり取り必要
休養中の収入傷病手当金傷病手当金(or会社補償)

休職のメリットデメリット

私自身は、休職を選んでいます。(が、後悔してます。。。)

実際に選んだからこそわかる点もありますので、参考にしてください。

休職のメリット

休職のメリットは下記の通りです。

  • 復職できる
  • 落ち着いてから判断できる
  • 金銭的に有利な場合がある

復職できる

休職の一番のメリットです。

復職することで、収入面や社会的地位といったものを取り戻すことができます。

落ち着いてから判断できる

メンタルがかなり落ちている状態で休職か退職かを選択しなければなりません。

休職を選べば、心が落ち着いた状態で
復職するのか、退職して他の会社に行くのかを判断することができます。

金銭的に有利な場合がある

休職中に会社から補償がある場合、退職する場合に比べ多めにお金をもらえます。

ただし、休職中の補償は会社の義務ではありません。

なので、自分の会社の制度を調べましょう。
→関連記事:休職中の支援制度 – 社内制度の調べ方-

私は大手の会社に勤めていたので休職の3か月分は給料100%補償がありましたが、補償がない会社が多いようです。

休職のデメリット

休職のデメリットは下記の通りです。

  • メンタル疾患を公開しなければならない
  • 会社との関係が悪くなる場合がある
  • 休職中も会社とのやり取りがある
  • 休職中の収入がない、あるいは減額される
  • 休職中の転職活動はグレー

メンタル疾患を公開しなければならない

休職するためには、医者の診断結果をもって上司に相談しなければなりません。

また、職場内にメンタル疾患の事実は広まってしまいます。

私のケースでは、上司は社内に伝わらないように配慮してくださいました。

ですが、どうしてもわかってしまうようです。

数週間くらいしたところで、同僚や他部署の人から心配したメールが届きました。

会社との関係が悪くなる場合がある

特に、メンタル疾患に対する理解がない職場ではリスクが大きいです。

メンタル疾患に対する理解は広がってきているものの、いまだに「気持ちの問題」だと思っている人も多いのが現状。

特に、会社で偉くなる人が多い体育会系の人たちには「気合で全部解決する論」を持っている場合が多いので要注意。

休職中も会社とのやり取りがある

私が一番しんどかったのは会社とのやり取りでした。

心療内科の先生に聞いてみると、「どの人も会社からの連絡はツライ」と言っているようです。

休職中は状況報告のために、最低月に一回会社と連絡を取る必要があります。
実際には事務連絡などもあり頻度はもっと多いです。

会社とのやり取りでかなりメンタルを削られてしまい、心の回復が遅くなりました。

休職中の収入がない、あるいは減額される

休職中の補償は「義務ではない」ため、補償がない会社が多いです。

ただ、日本では補償がない人に対して「社会保険給付金(傷病手当金)」があり給与の2/3を最大1年6か月もらうことができます。

社会保険給付金(傷病手当金) について知らない方はこちらの記事を参照してください。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

休職中の転職活動はグレー

法律的には休職中の転職活動を規制していません。

ただし、休職とは復職を前提とした制度です。
そのため、休職中に転職活動をして会社とトラブルになるケースが多いのでご注意ください。

退職のメリットデメリット

つづいて、退職のケースについて解説していきます。

退職のメリット

退職のメリットは下記の通りです。

  • 会社との接点を断てる
  • メンタル疾患の事実を会社に知らせず済む
  • 会社に遺恨を残しにくい

それぞれ解説します。

会社との接点を断てる

会社との接点を断てるのが一番のメリットだと思います。

私は休職を選択しましたが、会社からの連絡が頻繁に入りメンタルがだいぶ削られました。

メンタル疾患の事実を会社に知らせず済む

メンタル疾患を知らせず、別の業界へのチャレンジなど前向きな理由を告げて退職することができます。

ちなみに「メンタル疾患→休職して傷病手当をもらう」と考えている方が多いかと思いますが、退職後に、傷病手当を申請して受給することも可能です。

この場合、傷病手当の書類には病名は開示されませんし、郵送で会社に送ることが可能です。

会社に遺恨を残しにくい

特に、メンタル疾患に対する理解がない職場では、メンタル疾患を伝えること自体大きなストレスになりますし、トラブルのもとになります。

また、同僚にもメンタル疾患を秘密にできますので、今までの関係性を続けられるというメリットもあります。

波風を立てたくない人には良い点だと思います

退職のデメリット

退職のデメリットは下記の通りです。

  • 復職できない
  • 給与がなくなる

それぞれ解説します。

復職できない

これが退職の一番大きなデメリットです。

復職する可能性があるか否かを十分考える必要があります。

給与がなくなる

当たり前ですが、会社からの給与がなくなります。

ただ、「社会保険給付金(傷病手当金)」を申請すれば、給与の2/3を最大1年6か月もらうことができます。

社会保険給付金(傷病手当金) について知らない方はこちらの記事を参照してください。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

ここまで、休職と退職のメリットデメリット比較してきました。
下記にまとめたものを示します。

退職休職
復職できるか不可可能
心的負担会社との接点を断てる会社とのやり取り必要
休養中の収入傷病手当金傷病手当金(or会社補償)

休職・退職を選択する上で「復職する可能性の有無」も重要だと思います。

そこで、復職のメリット・デメリットについて解説していきます。

復職のメリット・デメリット

個人的な意見としては「復職はかなり厳しい」です。

判断の上での重要な基準は「ストレスの原因を取り除けるか」だと考えています。

では、メリット・デメリットを解説していきます。

復職のメリット

復職のメリットは下記の通りです。

  • 収入を維持できる
  • 慣れた環境で働ける

それぞれ解説します。

収入を維持できる

退職した場合は転職になります。

転職は基本的には給料は下がります。
もちろん、給料がアップするケースはありますが、転職すると給料が下がる可能性が圧倒的に高いのが現実です。

そのため、収入面では復職が望ましいと思います。(ブラック企業は除きます。)

慣れた環境で働ける

同じ職場に復帰する場合は、慣れた人・仕事内容で働けます。

ただ、これは一長一短で、同じ職場であることがストレスであるパターンがほとんどです。

異動して復帰の場合、仕事の種類も人も変わってしまうので転職に近くなってしまいますね。

復職のデメリット

復職のデメリットは下記の通りです。

  • ストレスの原因を取り除けないことが多い
  • 復帰したあと気まずい

それぞれ解説します。

ストレスの原因を取り除けないことが多い

休職・退職どちらにするか悩むときは、職場にストレスの原因が多いと思います。

原因は例えば下記があります。

  • 人間関係
  • 仕事量
  • 残業・給与
  • 責任の重さ

私は、体育会系上司×2人による圧力と、ちょうど昇格して責任と仕事の範囲が広がったことで、メンタルが壊れてしまいました。

正直、会社の社風で社員の雰囲気も決まってきますし、同じ会社にいると年次とともに責任が増えてしまいます。

同じ職場で復帰した場合は間違いなくストレスの原因はなくなりません。異動したとしても、どこにも高圧的な人はいるだろうし、なかなか根本解決は難しいかなと思います。

じゃあどうするの??

と思うのですが、私は「仕事のダウンシフト(正社員→派遣社員など)+副業」が、HSPさんの生きやすい働き方だと考えています。下の記事で解説しています。

復帰したあと気まずい

メンタルを病んだ人というレッテルが貼られてしまうので、どうしても気まずくなってしまいます。

特に、管理職の人はメンタル疾患の情報を持っていますので、腫れものを扱う形になってしまうのは避けられないでしょう。

休職を選んだ私の経験談

休職の道を選びましたが、私個人の思いとしては退職を希望していました。

ですが、私の会社は休職中の会社からの補償が手厚かったこともあり、奥さんが休職を強く勧めていました。
支給金額が最も多くなる方法を選択すべし!元気になって今の会社で稼ぎ続けられた方が家計は安泰!ということで。。。

確かに、復職という選択肢が残るのはメリットです。

ですが、実際に休職してみて会社とのコンタクトがとてもつらかったです。
過去の私のツイートをご紹介します。

思っていた以上に、休職中に会社と連絡を取るのは辛かったです。

他のみんなは休職・退職どっちを選んでる?

実際のところ、みんなはどうしているのかな?と思い、twitterでアンケートを取ってみました。

結果は下記の通りです。

  • 復職より転職を選んでいる人が多い
  • どちらを選んでもダウンする人が多い

アンケートから私が解釈したメッセージは「どういう環境に復帰するかが重要」ということ。

おすすめする今後の進み方

復職はできないという判断をする人が多い。
しかし、転職してもストレスの原因(人間関係など)が取り除けないケースが多いのだと思います。

私は、社会保険給付金(傷病手当金)を活用し働き方を変える準備をする。そして、生きやすい働き方(仕事のダウンシフト+副業)にチャレンジしていくことをおすすめします。

休職・退職に向けてやるべきこと

休職・退職を選択したあとにやるべきことの手順を作りましたので参考にしてください。

休職するケース

STEP
心療内科を予約する

会社に休職したいことを伝えるには、第三者(医者)の判断が必要です。

心療内科は予約が数週間先になることもあるので、早めに予約しておきましょう

ここまで読んでいただけた方は、心療内科に受診すべき状態だと思います。
一応、素人×経験者の視点からみた受診すべき目安の記事をおきます
どこまでメンタルがやばくなったら、心療内科に行くべき?

STEP
会社の休職制度を調べる

休職経験者に聞くのが手っ取り早いです。

こちらの記事も参考にして下さい。
休職中の支援制度 – 社内制度の調べ方-
 

社内で補償がない場合、社会保険給付金(傷病手当金)の申請を検討する。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

STEP
病院に行き診断書をもらう

こちらの記事も参考にしてください。
HSPさん初めての心療内科 – 受診の流れと注意点 –

STEP
上司に伝える

こちらの記事に私の経験談を書いています。
メンタル疾患を上司に報告する -報告の流れと注意点 –

STEP
休職に入る

退職するケース

STEP
心療内科を予約する

会社に休職したいことを伝えるには、第三者(医者)の判断が必要です。

心療内科は予約が数週間先になることもあるので、早めに予約しておきましょう

ここまで読んでいただけた方は、心療内科に受診すべき状態だと思います。
一応、素人×経験者の視点からみた受診すべき目安の記事をおきます
どこまでメンタルがやばくなったら、心療内科に行くべき?

STEP
社会保険給付金(傷病手当金)を勉強する

傷病手当金はやや分かりにくいので、よく勉強する必要があります。
メンタルがボロボロの状態で勉強するのはキツイという人は、サポートする会社もあるのでお願いしてもいいかもしれません。

こちらの記事で詳しく解説しています。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

STEP
病院に行き診断書をもらう

こちらの記事も参考にしてください。
HSPさん初めての心療内科 – 受診の流れと注意点 –

STEP
傷病手当金をもらえる条件を満たす

ここでの説明は難しいので、こちらの記事を読んでください。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

STEP
会社に退職の意思を伝える

会社に迷惑を掛けないためにはどのタイミングで退職を伝えるか悩む人はこちらを読んでください。
退職を伝えるベストなタイミングとは?

まとめ:休職か退職かどっちを選ぶべき?

まとめです。

  • 退職をおすすめする。(私は休職を選択したけど後悔)
  • 今の会社で働き方を大きく変えられる場合のみ、休職をおすすめする。
  • 退職し「社会保障給付金」を受け取りながら、働きやすい環境に進む準備をするべき。

メンタル疾患、休職、退職。ネガティブな言葉かもしれませんが、私はポジティブな面もあると考えています。

今の社会は、家族やプライベートを削って、辛い仕事に人生のほとんどを捧げるのがスタンダードになっていますよね。私もそれが当たり前の世界にいましたが、メンタル疾患を経て、いろいろ調べました。

そして、会社に人生を捧げない、他の生き方もあるのだと気づきました。

もちろん、収入が減るリスクは大きいですけどね。

これをきっかけに、お金と、自分の気持ちと、バランスを取ってあげるのがよいのではないかと考えています。今までは、自分の気持ちをないがしろにして、お金を稼ぐことに重きを置きすぎていたのではないでしょうか?

私はもう少し自分の気持ちに寄り添って、生き方を考える、よい機会になると前向きにとらえています。

合わせて読みたい

まだ読んでいない方は、一度で良いので目を通していただきたいです。
会社を辞める前に知るべき給付金の話-日本人の47%しか知らない制度-

合わせて読みたい

給付金をもらっている間に、下記ロードマップを進めると生きやすい環境を手に入れられると思います。

HSPが働き方を変えるためのロードマップ-生きやすい環境を手に入れる手順-

よかったらシェアしてね!

著者

こんにちは、ねこまるです。
強度HSPで、2021年6月に適応障害になり休職中です。10年以上、化学メーカーでサラリーマンをしてきた経験を活かして、仕事が辛いHSPさんの悩みを解決する記事を書いています。ブログのコンセプトは「精神論やきれいごとで状況は変わらない。具体的に行動に移せる解決法を提案する」こと。

皆さんの人生のつらさを減らせるように、心を込めて記事を書いていきます。

本ブログの引用に許可はいりません。ただしこのページにリンクを張っていただきますようお願いします。

目次
閉じる