メンタル疾患を上司に報告する -報告の流れと注意点 –

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こんにちは。仕事ストレスが辛すぎて、心療内科を受診し「中度の適応障害」と診断を受け休職中のねこまるです(2021.6現在)

HSPは「真面目」「穏やか」「人の悪口は苦手」「マルチタスクは苦手」といった特徴があり、会社で生きづらい気質であると考えています。そんなHSPの人は、仕事のストレスで鬱病などのメンタル疾患になりやすいですし、私もその一人です。

休職をするためには、上司への報告が必要です。※パワハラ上司であったり、原因が上司にあり直接伝えることが難しい場合は、人事や産業医を通じて報告する方法もあります)

上司への報告、憂鬱ですよね。。。先日、勇気を出して上司に報告してきました。
その実体験をもとに上司への報告の流れと注意点をまとめました。

目次

概要:HSPさんへ|メンタル疾患を上司に報告する -報告の流れと注意点 –

・心療内科に受診したらすぐ上司に報告しに行くのがよい
・報告は役職が近い人から順に伝えていくのがよい
・報告のタイミングは、昼前がおすすめ

いつ報告すべきか

「心療内科に受診した翌日」をお勧めします。理由は2つです。

今後どうすべきか、正しく判断できる

メンタル疾患についての素人(あなた)が、素人(上司)に伝えたところで、現状がどの程度危険な状況になっているのか、まだ働けるのか、休職すべきか、判断するための情報が足りません。

そこで、事前に心療内科を受診し、プロ(医師)の判断をもらっておくことが重要です。診断結果があれば、数か月休職が必要なのか、薬を飲みながら働くことができるのかなど、今後どうするべきかをはっきりさせることができます。

報告は早い方がいい

会社のためや、上司のため、ではありません。あなたの心のために、早めがいい。です。上司に報告を悩んでいるということは、もはや早く仕事から離れたいと心の底から思っているはずです。そのような状態のときは、心は加速度的に悪化していくと思われます(というか、これ私のこと)。

上司とのアポ取り

非常、、、に、気が重いですね。めちゃくちゃ悪い実験データを報告しに行くときに近いです。

報告は、基本的には役職が近い人から順にお伝えしていくとよいでしょう(係長→課長→部長)。順番を入れ替えてしまうと、例えば、部長が、「お前の課の〇〇がメンタル疾患になったそうじゃないか、管理はどうなっているんだ!!」などと、寝耳に水状態で課長が言われたとしたら、、、、怖い怖い。順番は気を付けましょう。

アポを取るタイミングは、昼前がおすすめです。朝は、気分が落ち込んでいることが多いと思いますので、その時に話すのは辛いです。逆に夕方は元気かもしれませんが、話さなきゃ。。。。などとやきもきして一日過ごすことになります。午後いちでは、ご飯がのどを通りませんね。上司も、話を聞いた後、昼休憩があるので、気持ちを整えることができるかと思います。

上司への報告

私の場合、声掛けは「〇〇さん、ちょっと相談したいことがあるのですが時間いいですか?」と、(自分としては)軽い感じで会議室に来ていただきました。そして、「申し訳ないんですけど、メンタルを壊してしまいまして。。。休暇をいただきたいんです」とお伝えしました。

係長は「そうかー、プレッシャーかけすぎちゃったかな。悪かったね。-中略- 仕事のことは気にしなくていいから体を治すことに専念して」とのお言葉をいただきました。

私の上司(係長・課長)は体育会系で、言葉の圧は強い(ので私は病みました)ですが、人としてはとても好きです。弱った人には、きちんとした対応をしていただきました。

その話に続いて、近くにいた課長にも声をかけて、同じように状況を説明。部長へは、課長が説明に行っていただきました。(その後、私も挨拶のために顔を出しました。)

その時聞かれたのは、
・いつからか
・どんな症状か
・心療内科の診断は何だったか
・どのくらい休む予定か

でした。報告の前に、整理しておくとよいですね。

まとめ:HSPさんへ|メンタル疾患を上司に報告する -報告の流れと注意点 –

・心療内科に受診したらすぐ上司に報告しに行くのがよい
・報告は役職が近い人から順に伝えていくのがよい
・報告のタイミングは、昼前がおすすめ
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著者

こんにちは、ねこまるです。
強度HSPで、2021年6月に適応障害になり休職中です。10年以上、化学メーカーでサラリーマンをしてきた経験を活かして、仕事が辛いHSPさんの悩みを解決する記事を書いています。ブログのコンセプトは「精神論やきれいごとで状況は変わらない。具体的に行動に移せる解決法を提案する」こと。

皆さんの人生のつらさを減らせるように、心を込めて記事を書いていきます。

本ブログの引用に許可はいりません。ただしこのページにリンクを張っていただきますようお願いします。

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